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第53回棋道賞
井山、8年連続最優秀棋士賞

2020 年 03 月 12 日掲載

第53回棋道賞 井山8年連続最優秀棋士賞

第53回棋道賞の最優秀棋士賞に、棋聖、本因坊、天元の三冠を守った井山裕太棋聖が選ばれた。8年連続8回目の受賞。タイトル戦主催各社の担当記者でつくる選考委員会は、井山と史上初の10代名人となった芝野虎丸名人の2人に票が二分され、最後は日本棋院の議長裁定で決着した。芝野は優秀棋士賞となった。

その他の各賞受賞者は次の通り。

新人賞:孫喆

女流賞:上野愛咲美

最多勝利賞:芝野虎丸

勝率第1位賞:一力遼(77%、47勝14敗)

連勝賞:一力遼富士田明彦(16連勝)

最多対局賞:一力遼芝野虎丸

成績優秀で将来が嘱望される囲碁の棋士に送られる「第57回秀哉賞」は芝野が初受賞。井山の連続受賞は7回で止まった。