棋譜解説
2025 年 03 月 24 日掲載

第80期本因坊戦準々決勝が3月24日に打たれ、芝野虎丸九段が井山裕太王座に黒番中押し勝ちを収め、準決勝に進出しました。準決勝の相手は許家元九段です。
棋譜解説
黒番:芝野虎丸九段
白番:井山裕太九段
手数:181
結果:黒番中押し勝ち
対局日:2025-03-24
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第1譜(1-30手)
本譜では、双方ともに明確な問題手はなく、完璧な進行。
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第2譜(31-60手)
黒31手:やや損失、R8が適切。
白44手:小さなミス、K3がより良い選択。
白48手:J3がより有利。
黒53手:大きな疑問手、S7が適切。
白が優勢に立つ。
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第3譜(61-90手)
白84手:やや疑問手、J9が好手。
黒85手:G8がより適切。
白86手:L13が有力な選択肢。
白の優勢が続く。
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第4譜(91-120手)
黒95手:大きな疑問手、F8が適切。
白98手:J9がより有利。
白110手:好手で、勝率が8.4%上昇。
黒119手:大きな問題手、F13が適切。
白の優勢は揺るがず。
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第5譜(121-150手)
白128手:AI予想を超える好手で、勝率がさらに4.5%向上。
白142手:やや疑問手、D15が最善。
白146手:ミス、D15が適切。
白150手:疑問手、C8が適切。
白の形勢が崩れ、黒が優勢へ。
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変化図(146手)
上記の変化図で進行したら、白が勝勢。
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変化図(150手)
この図の交換にしても白が悪くない。
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第6譜(151-181手)
白160手:やや疑問手、Q15が適切。
白164手:大きな問題手、R14が良い選択。
白166手:N13が適切。
黒171手:L16がより良かった。
黒の優勢が確定的に