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第46期名人戦七番勝負第1局
井山が先勝

2021 年 08 月 27 日掲載

第46期名人戦七番勝負1局 井山が先勝

第46期名人戦七番勝負の第1局が26、27の両日、東京都文京区で行われ、井山裕太名人が212手までで、初の名人獲得を目指す一力遼天元に白番中押し勝ちし、防衛に向け発進した。第2局は9月8、9日に福島県郡山市で打たれる。

井山名人は「ずっと難しい碁だった。自分なりに精いっぱい打てたので、次も同じように打てれば」と振り返った。一方の一力天元は「1日目に不本意な形にしてしまった。2日目は精いっぱい打ったが、よくなるまでが大変だった」と残念そうだった。

両者は碁聖戦五番勝負でも、立場を入れ替えて対戦しており、ここまで2勝2敗。最終第5局が中1日あけて29日に打たれる。名人戦もフルセットまでもつれれば、11月まで続く井山と一力の〝十二番勝負〟となる。