第45期名人戦七番勝負第3局
2020 年 09 月 24 日掲載
第45期名人戦7番勝負の第3局は23、24の両日、山口市で打たれ、芝野虎丸名人が211手で挑戦者の井山裕太三冠に黒番中押し勝ちし、対戦成績を1勝2敗とした。第4局は29、30日に三重県鳥羽市で行われる。
終局後、芝野名人の主な発言は次の通り。
「序盤からあまり見たことない形がつづき、判断が難しかった。どちらかというと自信のない場面が多かったが、全体として力は出せた。」
「一つ勝てて安心した。(次局は)集中してがんばれたら。」
「 白104、白106から、いろんな選択肢が生まれたので、そのいろいろを考えていた。うまくいったのは運が良かったと思う。」
井山挑戦者の主な発言は次の通り。
「まだまだ長い戦いになる。これまで通り結果を恐れず、次は自分の納得のいく碁を打てたら。」
「仕掛けていったが、全然うまくいっていない。白の勝ち筋はわかっていなかった。実戦が一番難しい形になったと思う。」
特設ページ:第45期名人戦挑戦手合七番勝負