棋譜解説
2025 年 03 月 28 日掲載

第50期名人リーグの井山裕太王座 対 村川大介九段の一局が27日に打たれました。井山王座が174手までで白番中押し勝ち、開幕4連勝となりました。
棋譜解説
黒番:村川大介九段
白番:井山裕太九段
手数:174
結果:白番中押し勝ち
対局日:2025-03-27
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第1譜(1-30手)
本譜では、双方ともに明確な問題手はなく、完璧な進行。
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第2譜(31-60手)
黒39手はわずかに損で、G14の方が良い選択。
黒47手はやや損で、O17の方が好手。
白50手は良くなく、R18の方が良い選択。
白52手は細かさに欠け、R15に打つべきだった。
この譜では白が若干のリードを奪い、形勢がやや有利になった。
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第3譜(61-90手)
黒67手は疑問手で、S5の方が有力な一手。
白68手はやや損で、P4の方が良い選択。
白72手はやや疑問で、Q8の方が適切な手。
黒73手は小さな損で、S7の方が好手。
この譜では黒が勝負を仕掛けたが、形勢は不利なままだった。
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第4譜(91-120手)
黒93手は良くなく、M9が好手。
白96手は小さな損で、K17が適切な手。
黒97手はやや疑問で、M9の方が有利。
白118手はやや疑問で、H2の方が有力。
本譜では黒の優勢が確実。
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第5譜(121-150手)
白128手は小さな損で、K3の方が有利。
黒131手はやや疑問で、N10が適切な手。
白134手はやや疑問で、K17が好手。
白144手は小さなミスで、L11の方が良い選択。
この譜では白の優勢が明確になった。
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第6譜(151-174手)
両方に明らかな問題手はなく、完璧な進行。