申真諝九段18連勝
2025 年 02 月 21 日掲載

2月21日、中国・上海のグランドセントラルホテルで行われた第26回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦最終第14局で、韓国チームの主将・申真諝九段が、中国チームの主将・丁浩九段を破りました。韓国チームが農心杯5連覇を達成しました。
激しい攻防を制す
70手を過ぎた左上の攻防で主導権を握った申九段は、緻密な読みを駆使して戦いを展開しました。お互いに最善手を探りながら、激しい攻防を続けました。
中盤戦ではむしろ相手を揺さぶる立場となり、丁九段が決定的な一手を打ち切れないまま、戦いは佳境へと向かいました。3時間21分に及ぶ激戦の末、242手で終局。申真谞九段が逆転に次ぐ逆転の末に白番の中押し勝ちを収めました。これにより、二人の対戦成績は申真谞九段の11勝4敗となりました。