第26回農心杯第11戦
2025 年 02 月 18 日掲載

第26回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の第11局が2月18日、中国・上海のグランドセントラルホテルで行われ、日本チームの最後の代表として芝野虎丸九段が登場しました。対局は序盤の下辺での攻防が大きな分岐点となりました。芝野九段はミスを犯し、早々に形勢が傾いてしまいました。その後、逆転を狙って粘り強く打ち続けましたが、朴廷桓九段の安定した打ち回しにより、チャンスをつかむことができませんでした。結果的に、芝野九段は11局目で敗れ、日本チームの今大会での戦いが終わりました。
農心杯、韓国 vs 中国の直接対決に
芝野九段の敗退により、大会は韓国 vs 中国の一騎打ちとなりました。ここまでの成績は韓国5勝3敗、中国5勝3敗。残る棋士は、韓国が朴廷桓九段と申真諝九段、中国が李軒豪九段と丁浩九段となりました。
次戦の第12局では、朴廷桓九段が中国の李軒豪九段と対戦します。両者の対戦成績は朴廷桓九段の3勝2敗です。