囲碁の日「打ち初め式」
2025 年 01 月 06 日掲載
1月5日は「囲碁の日」として知られています。この日、東京・市ケ谷の日本棋院では恒例の新春打ち初め式が行われ、新年の始まりを囲碁界が祝いました。囲碁の日「打ち初め式」は、囲碁界にとって新しい一年の始まりを告げる重要なイベントです。今年も日本棋士たちの活躍に期待が高まります。そして、この伝統行事を通じて囲碁文化がさらに広がっていくことが期待されています。
式の冒頭、日本棋院の武宮陽光理事長は「日本棋院100周年を迎えた昨年は囲碁界にとって新しい風が吹き始めた年でした。今年も棋士たちのさらなる活躍を期待しています」と挨拶しました。この言葉は、参加者全員に新たな意気込みを与えました。
昨年の活躍を振り返る
今年の打ち初め式には、日本棋士として19年ぶりに国際棋戦で優勝し世界一に輝いた一力遼四冠や、日本女性棋士として初めて主要な国際棋戦で優勝した上野愛咲美五段など、タイトルホルダーが勢揃いしました。
横塚力若鯉と藤沢里菜女流本因坊、結婚後初の登壇
昨年11月に横塚力若鯉との結婚を発表した藤沢里菜女流本因坊は、夫の横塚棋士と共に登壇しました。横塚棋士が「結婚しまして。相手の方より頑張ります」と照れながら挨拶すると、会場は笑いに包まれました。続けて藤沢女流本因坊は「明るい家庭を築いていきたいです。家事は半分…以下かもしれませんが、囲碁も頑張ります」と語り、大きな拍手を受けました。
- 武宮陽光理事長
- 二十四世本因坊秀芳
- 大竹英雄名誉碁聖
- 一力遼棋聖・名人・天元・本因坊・応氏杯
- 芝野虎丸九段
- 福岡航太朗竜星
- 三浦太郎新人王 - 2024年勝率1位(41勝10敗 80.4%)
- 横塚力若鯉
- 藤沢里菜女流本因坊・女流名人・扇興杯 - 2024年最多勝(53勝) 2024年最多対局(80局)
- 上野愛咲美女流立葵杯・呉清源杯
- 上野梨紗女流棋聖
- 小林泉美七段
- 秋山次郎中庸杯