碁の記憶--第6回「呉清源杯」
2024 年 12 月 05 日掲載

碁の記憶--「呉清源杯」シリーズの最終章です。第6回「呉清源杯」も中国、日本、韓国、ヨーロッパ、北米から24名のトップ女子棋士が参加しました。大会はオンラインとオフラインのハイブリッド形式で行われ、3日間で3ラウンドの激戦を経て、ベスト4が決定しました。





決勝ステージ
11月30日、福州の呉清源囲碁会館で行われた準決勝では、藤沢里菜六段と韓国の崔精九段がそれぞれ勝利を収め、決勝戦に進出しました。その後の三番勝負では、崔精九段が藤沢里菜六段を2対0で下し、優勝を果たしました。これで崔精九段は「呉清源杯」3度目の優勝を飾りました。藤沢里菜六段は準優勝となりました。












囲碁普及イベント
主催者は大会を盛り上げるため、さまざまな関連イベントを開催しました。第6回福州市アマチュア囲碁リーグ、第4回福州市中小学生囲碁選手権、葉向高杯福州・厦門対抗戦など、地域を巻き込む対局イベントが行われました。「呉清源杯」は、世界最高峰の女子棋士が競い合う舞台であると同時に、囲碁文化の普及と発展を目指す重要な場でもあります。福州という地元の歴史や文化を世界に発信するとともに、囲碁を通じた国際交流の新たな可能性を示しました。


