第29回三星火災杯決勝三番勝負
2024 年 11 月 22 日掲載
2024年の三星火災杯ワールド囲碁マスターズ決勝三番勝負が22日、韓国京畿道高陽市の三星火災グローバルキャンパスで行われ、中国の丁浩九段が連覇を果たしました。決勝第3局で党毅飛九段を248手で白番中押し勝ちし、昨年に続く優勝を飾りました。丁浩九段は来月の春蘭杯8強に進出しており、次戦では日本の芝野虎丸九段と対戦します。
メジャー大会で3度目の優勝
丁浩九段は今回の優勝で、自身のメジャー大会優勝回数を3回に伸ばしました。2023年2月のLG杯、同年11月の三星火災杯に続くタイトルであり、中国棋士として15年ぶりに韓国主催の主要2大会タイトルを同時に保持する記録を達成しました。特に今大会では、韓国の強豪棋士である申眞諝九段を8強で下すなど、圧巻の内容で勝ち進みました。
国別優勝回数
2024年三星火災杯の優勝賞金は3億ウォン(約3000万円)、準優勝賞金は1億ウォン(約1000万円)でした。本大会終了時点での国別優勝回数は、韓国14回、中国13回、日本2回となっています。
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