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第29回LG杯準決勝
柯と卞が決勝進出

2024 年 10 月 02 日掲載

第29回LG杯準決勝 柯と卞が決勝進出

10月2日、韓国の卞相壹九段と中国の柯潔九段が、第29回LG杯の準決勝でそれぞれ勝利を収め、決勝戦への進出を果たしました。両者とも一度準優勝を経験していますが、今回のLG杯では初の優勝を目指して戦います。

卞相壹九段、決勝進出

準決勝は全羅南道の新安干潟博物館で行われ、卞相壹九段は韓国の同胞である李志賢九段との「兄弟対決」に臨みました。204手に及ぶ激戦の末、白番で中押し勝ちを収め、決勝の切符をもたらしました。

柯潔九段、元晟溱九段を破り決勝へ

もう一つの準決勝では、中国の柯潔九段が韓国の元晟ジン九段と対戦しました。元晟溱九段は90手付近まで良好な形勢を保ちましたが、その後の攻撃でミスを犯し、最終的に柯潔九段が228手で白番中押し勝ちを収めました。これで柯潔九段はLG杯決勝への進出を決めました。

決勝戦の日程

決勝は2025年1月20日、22日、23日に三番勝負として行われる予定です。これまでのLG杯では、韓国が13回、中国が12回、日本が2回、台湾が1回優勝しています。

賞金と対局ルール

第29回LG杯の優勝賞金は3億ウォン、準優勝は1億ウォンです。対局は各持ち時間3時間、そして1手40秒の秒読み5回が与えられます。

関連棋譜:

【第29回LG杯準決勝】(黒)元晟ジン九段 対 柯潔九段(白)

【第29回LG杯準決勝】(黒)李志賢九段 対 卞相壹九段(白)

特設サイト:

第29回LG杯決勝三番勝負