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第3回テイケイグループ杯俊英戦決勝三番勝負第1局
芝野が先勝

2024 年 04 月 07 日掲載

第3回テイケイグループ杯俊英戦決勝三番勝負第1局 芝野が先勝

第3回テイケイグループ杯俊英戦の決勝三番勝負第1局が、4月6日(土)に東京都千代田区の「竜星スタジオ」で行われました。このトーナメントは25歳以下の棋士が参加し、6名ずつのA、Bリーグ戦に分かれて戦い、各リーグ1位通過者が決勝三番勝負を争います。昨年12月に行われたリーグ戦では、Aリーグを1位通過したのは芝野虎丸名人で、Bリーグは1位通過した関航太郎九段でした。

芝野名人はリーグ戦で5戦全勝し、3年連続で決勝進出を決めました。対局を前に、「2年連続準優勝なので、そろそろ卒業したいです」と語っています。一方、関九段はリーグ戦の初戦で負けたものの、その後ふん張り、最終戦を半目勝ちして決勝へ進み、「今回出場している棋士のなかで一番厳しい相手だと思うので精一杯ぶつかっていきたいと思います」と意気込みを語りました。

決勝戦は芝野虎丸名人と関航太郎九段の組み合わせ。俊英戦といえど、すでに七大タイトルでの番碁経験がある実力者同士の対局です。注目の初戦は、芝野名人が制して先勝しました。形勢が二転三転しながら終盤までもつれる、見ごたえのある対局でした。第2局は5月4日(土)に行われる予定です。