2024 年 03 月 14 日掲載
16名が出場した第79期本因坊戦(主催・毎日新聞社、協賛・大和証券グループ)本戦トーナメントは2回戦がスタート。3月14日、瀬戸大樹八段―平田智也八段の一戦が関西棋院で行われ、平田が勝利、ベスト4へ進んだ。
平田は前期、最終予選決勝で敗れ、初の本因坊戦リーグ入りを逃すという悔しい思いをしている。今期はあと2勝で挑戦権獲得という地点まできた。
第3回テイケイグループ杯レジェンド戦(協賛・テイケイ株式会社ほか)は本戦トーナメント1回戦が進行中。3月14日には王銘琬九段―桑原陽子六段戦、園田泰隆九段―小林泉美女流レジェンド戦が日本棋院東京本院で行われた。2局とも、レジェンド棋士が女流レジェンド戦からのシード者を迎え撃つ組み合わせとなった。
王銘琬九段が桑原陽子六段に勝利しました。次戦では中村秀仁九段と対決します。園田泰隆九段が小林泉美七段に勝利し、2回戦進出を決めました。
残り2局となった第35期女流名人戦博多・カマチ杯(協賛・一般社団法人巨樹の会、株式会社トータル・メディカルサービス、株式会社メディカルテンダー)リーグ戦。3月14日、上野梨紗女流棋聖―謝依旻七段戦が日本棋院東京本院で行われた。対局前までともに3勝2敗、勝つと3位、負けると4位になる。結果は、謝が勝利を手にした。
最終局は、5連勝で挑戦を決めている藤沢里菜女流本因坊と1勝4敗の井澤秋乃五段の一戦。藤沢が無傷で締めるか、井澤が勝って次へつなげるか。他の選手の成績は、仲邑菫三段5勝1敗、牛栄子扇興杯2勝4敗、星合志保三段6連敗。
第49期新人王戦本戦1回戦、辻篤仁五段が姚智騰六段に勝利し、自身初の2回戦進出を果たしました。次局は藤井浩貴二段―小西理章二段の勝者と対決します。
第72期王座戦最終予選1回戦、張栩九段―鈴木伸二八段が対決。張栩九段が勝者鈴木伸二八段に勝利し、次局は六浦雄太八段と対決します。
第49期棋聖戦Aリーグ、山下敬吾九段(1勝0敗)―伊田篤史九段(0勝1敗)、河野臨九段(1勝0敗)―富士田明彦七段(1勝0敗)が対決。山下と富士田それぞれが勝利しました。