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[千春&明夏の女流棋士ここだけの話]
3日間の囲碁漬け「強化合宿」、対面で腕磨く貴重な機会に

2024 年 02 月 21 日掲載

3日間の囲碁漬け「強化合宿」、対面で腕磨く貴重な機会に  [千春&明夏の女流棋士ここだけの話]

みなさんこんにちは。囲碁棋士の塚田千春です。今回は昨年末に参加させていただいた神戸囲碁倶楽部での「プロ棋士強化合宿」についてお話しします。

神戸囲碁倶楽部は堀田陽三九段が主宰されている碁会所で、このコラムを一緒に担当している安田明夏初段も幼少の頃から通っていて、今も定期的にこちらで指導碁も担当されているそうです。昨年末の合宿も安田初段に誘ってもらい、参加する運びとなりました。しかし、「プロ棋士強化合宿」……参加するだけでも強くなれそうな気がします(笑)。

神戸囲碁倶楽部は、JR垂水駅から徒歩3分のところにある、落ち着いた雰囲気のとてもすてきな碁会所です。私も小学生の頃は毎日碁会所に通っていたので懐かしい気持ちになりました。

で、合宿で何をするかというと……、丸3日間、NHK杯方式でひたすら対局、そして検討の繰り返しです。当たり前ですが、対局はすべて真剣勝負。対局時計の音と碁石を打つ音だけしか聞こえてこない、ヒリヒリとした空間でした。

理事でプロ棋士五段の堀本満成さんは「思った以上に面白く奥が深いゲームができた。運の要素も含まれており、生徒と対戦すると負けることもしばしば。ハマると自然と囲碁に興味を持つようになる。囲碁って何だろうという興味を引き出すきっかけになれば」と期待を寄せる。

今回は全ての先生と対局することは出来ませんでしたが、普段打てない先生方と対局してとても刺激的でしたし、実力の差を感じたので、もっともっと頑張らなくちゃと気持ちを新たにしました。

合宿2日目の夜は堀田九段の奥様の手料理をごちそうになりました。お料理はどれもとてもおいしくて、食いしん坊の私は大満足! 特におでんは心も身体も温まりました。

2020年4月、コロナ禍の始まりとともにプロ生活が始まった私は、今回の合宿のように、大勢の棋士のみなさんと対面で勉強するという機会はそこまで多くなかったので、これからはどんどんいろんな場所に「修行」に出て、いろんな方と出会いたいなと思います。