第47期天元戦第4局
2021 年 12 月 06 日掲載
第47期天元戦5番勝負の第4局は6日、兵庫県洲本市で打たれ、挑戦者の関航太郎七段が199手で一力遼天元に黒番中押し勝ちし、3勝1敗で天元を奪取、プロ入りから最速の4年8カ月で七大タイトル保持者となった。
これまでの記録は2019年に芝野虎丸王座(22)が名人を獲得した時の5年1カ月。
七大タイトル初挑戦の関新天元は20歳0カ月での奪取で、芝野王座の19歳11カ月に次ぐ2番目の年少記録を達成した。今回のタイトル獲得で、7日付で八段に昇段。
関新天元は東京都出身で、17年に15歳でプロ入り。昨年、新人王戦で優勝した。囲碁AI(人工知能)の戦法に精通し、「AIソムリエ」の異名を取る。
特設ページ:第47期天元戦挑戦手合五番勝負