ワールド碁フェスティバル
2019 年 06 月 18 日掲載
世界各国の囲碁の人気プロ棋士が集うイベント「ワールド碁フェスティバル」が30日、兵庫県宝塚市梅野町の宝塚ホテル新館6階「宝寿の間」で開かれる。最年少プロ棋士として注目を集める仲邑菫(なかむらすみれ)初段(10)の公開対局もある。
大阪市で28、29日に開かれる20カ国・地域首脳会議(G20サミット)を記念して、関西棋院が主催。同棋院は宝塚市大使の榊原史子六段(49)が理事を務める。
仲邑初段は村川大介十段と公開対局。趙治勲(ちょうちくん)名誉名人が解説する。韓国の●薫鉉(チョフンヒョン)九段と台湾の黒嘉嘉七段、中国の常昊(じょうこう)九段と吉田美香八段のペア碁対局もある。トークショーでは、日中韓の囲碁界の状況や人工知能(AI)との対局の展望について7人のプロ棋士が語る。
参加者がプロ棋士の指導を受けながら碁を打つ時間も。榊原六段は「新旧のトップスター棋士がそろう珍しい機会。ぜひ囲碁の魅力を感じてほしい」と呼び掛けている。
午前10時~午後5時半。前売り券3千円(申し込みは20日まで)、当日券4千円。関西棋院TEL06・6231・0186