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韓国移籍後2度目の優勝
仲邑菫四段、韓国国土正中央杯天元戦優勝
2026 年 03 月 08 日掲載
仲邑菫四段、天元戦優勝 韓国移籍後2度目の優勝

2026年3月8日、韓国・江原道楊口郡で開催された「国土正中央杯天元戦」の決勝が打たれました。仲邑菫四段が鄭俊宇三段に黒番中押し勝ちを収め、優勝しました。

この大会では黒番の初手を盤の中央「天元」に打つのが伝統となっており、今年も鄭三段がその一手を打ちました。両者はこれまでの公式戦対戦成績が2勝2敗で並んでおり、今回が5度目の対戦となりました。対局は序盤から一進一退の展開が続きましたが、中盤以降に形勢が動きます。

仲邑四段が放った鋭い手に対し、鄭三段が受けずに実利を優先したことで局面が大きく動きました。その結果、大石が分断され、最終的に一方の大石が取られて勝負が決まりました。

仲邑菫四段は2019年に日本棋院の英才特別採用制度でプロ入りし、2024年3月からは韓国棋院の客員棋士として韓国を主な舞台に活動しています。

韓国移籍後の公式戦優勝はこれで2度目となります。最初の優勝は2025年11月の「孝林杯未来女帝最強戦」でした。

仲邑四段は対局後、「良い結果を出せてうれしいです。序盤から悪くないと思っていましたが、終わって振り返ると難しい碁でした。これからも優勝できるよう最善を尽くしたいです」と語りました。

今回の優勝により、韓国棋院の特別昇段規定に基づき仲邑四段は五段に昇段しました。

関連棋譜:

【2026韓国国土正中央杯天元戦決勝戦】(黒)鄭峻宇三段 対 仲邑菫四段(白)