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海外会場開催
第50期棋聖戦第1局、前日検分
2026 年 01 月 22 日掲載
第50期棋聖戦第1局、前日検分 海外会場開催

ハワイ・ホノルルで開催される第50期棋聖戦七番勝負は、現地時間21日午後3時半ごろ、開幕局を前に対局室の検分が行われました。会場では、海外開催ならではの環境に配慮し、日差しの入り方や室内の温度調整の方法などが細かく確認されました。

検分には、一力遼棋聖はスーツ姿、芝野虎丸十段は深緑のアロハシャツ姿で登場しました。普段とは異なるテーブル・椅子での対局となるため、両者とも実際に着席しながら慎重にチェックを行いました。

検分終了後、一力遼棋聖と芝野虎丸十段は、恒例の対局前インタビューに応じました。

五連覇が懸かる一力棋聖

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今期は棋聖5連覇が懸かる一力棋聖。体調については「特に問題はありません」とし、1月半ばの韓国でのLG杯についても「残念な結果でしたが、1週間たち、気持ちは切り替えられています」。

芝野十段とのシリーズについては、「戦うたびにタフになっている印象があります。これまで以上に厳しい戦いになると思いますが、自分なりにベストを尽くしたいです」と語りました。

名誉棋聖への思い

名誉棋聖の称号について問われると、一力棋聖は「藤沢秀行先生や小林光一先生、井山裕太碁聖など、囲碁界に大きな影響を与えてきた方々に近づきたい気持ちはあります」、「やるべきことはこの4年間と変わりません。まずは体調を整え、ベストを尽くしたいです」と示しました。

芝野十段「力を出し切ればチャンスはある」

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芝野虎丸十段は、当日の午前中について「昼まで部屋でのんびりしていました。昼食後は一人でホテルの近くを散歩しました」。

一力棋聖の印象については、「基本的に隙のない碁を打つ棋士という印象は変わっていません。作戦を大きく変えるつもりはありませんが、力を出し切ればチャンスはあると思います」と語りました。

心配していた時差ぼけについても「今のところ問題ありません」と述べ、万全の状態で開幕局を迎えられそうです。