第19回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会2日目は準々決勝からスタートし、早朝9時に対局が始まりました。ここでは波乱の展開が見られ、優勝候補とされていた前アマ名人・大関稔さんは、杉田俊太朗さんに白番半目で敗れました。

また、東京代表の村上深さんも、五十嵐成也さんに白番2目半負けで準々決勝敗退となりました。五十嵐さんは、前日の対局で川口飛翔さんを下した勢いそのままに、2日目も快進撃を見せました。

2018年決勝が再現

決勝戦は、同じく東京代表の栗田佳樹さんと星合真吾さんの一戦となりました。これは2018年の第13回大会と同じ顔合わせであり、注目を集めました。

栗田さんは準決勝で宮城県代表の五十嵐成也さんに対し、終盤の大逆転劇を演じて決勝へ進出。一方の星合さんも、長野県代表の杉田俊太朗さんに辛勝し、接戦を制して決勝の舞台に立ちました。

栗田さん、6大会ぶり2度目の優勝

東京都代表の栗田佳樹さんが優勝を果たしました。優勝は2018年以来6大会ぶり2度目となり、再来週の7月19・20日に予定されている三番勝負で現アマ名人・夏冰さんへの挑戦権を獲得しました。

入賞者

優勝：栗田佳樹さん（東京）

準優勝：星合真吾さん（東京）

3位：五十嵐成也さん（宮城）

4位：杉田俊太朗さん（長野）

ギャラリー

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