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第1回日本女子囲碁リーグ
囲碁・将棋チャンネル、初代王者
2025 年 06 月 28 日掲載

初となる公式団体戦「日本女子囲碁リーグ」(特別協力・日本経済新聞社)の決勝ラウンドが6月28日、東京・市ケ谷の日本棋院で行われ、チーム囲碁・将棋チャンネルが2勝1敗でチームセンコーグループを破り、初代優勝チームに輝きました。
「日本女子囲碁リーグ」は、日本棋院創立100周年を記念して創設されたもので、女性棋士20人が5チームに分かれ、1チーム3人ずつが出場するホーム&アウェー方式の総当たり戦が約1年にわたって行われました。今回の決勝は、リーグ戦1位のセンコーグループと2位の囲碁・将棋チャンネルによる頂上決戦でした。



主将戦:藤沢里菜女流本因坊が快勝
主将戦は上野愛咲美女流名人(センコーグループ)対藤沢里菜女流本因坊(囲碁・将棋チャンネル)という女流トップ棋士の注目対決。序盤から藤沢女流本因坊が優位に立ち、上野女流名人の粘りを振り切って勝利を収めました。
【第1回日本女子囲碁リーグ決勝】(黒)藤沢里菜 女流本因坊 対 上野愛咲美 女流名人(白)

副将戦:センコーが取り返す
副将戦では牛栄子四段(センコーグループ)が星合志保四段(囲碁・将棋チャンネル)に黒番中押し勝ちを収め、1勝1敗のタイに持ち込みました。勝敗の行方は最後の三将戦に託されました。
【第1回日本女子囲碁リーグ決勝】(黒)牛栄子四段 対 星合志保四段(白)

三将戦:高山希々花初段が勝利
運命の三将戦は万波奈穂四段(センコーグループ)対高山希々花初段(囲碁・将棋チャンネル)です。一進一退の攻防が続く激戦となりましたが、高山初段が黒番3目半勝ちを収め、囲碁・将棋チャンネルに勝利をもたらしました。
【第1回日本女子囲碁リーグ決勝】(黒)高山希々花初段 対 万波奈穂四段(白)
