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碁の記憶--第1回「呉清源杯」
新しい女子国際棋戦が誕生

2024 年 12 月 02 日掲載

碁の記憶-第1回「呉清源杯」 新しい女子国際棋戦が誕生

囲碁界において、卓越した功績を残した伝説的棋士、呉清源。その名を冠した「呉清源杯」は、女流囲碁棋士たちが世界の舞台で競い合う場として誕生しました。この大会は、囲碁の伝統と未来をつなぐ懸け橋であり、数々の名勝負が生まれています。

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2018年、中国・福州で幕を開けた第1回「呉清源杯」世界女子囲碁大会は、世界中から28名の女性囲碁棋士が参戦。日本からは藤沢里菜、謝依旻、牛栄子、上野愛笑美の4名が、韓国からは崔精、呉侑珍、呉政娥、金彩瑛という強豪が出場。中国からは世界チャンピオンであり大会の顔ともいえる於之瑩を含む9名、欧米からも新進気鋭の8名が参加しました。

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決勝三番勝負では、韓国の金彩瑛四段が大活躍。準決勝で中国の於之瑩、そして決勝で同胞の崔精を破り、見事優勝を果たしました。試合が行われた呉清源会館は、その名の通り呉清源の精神を受け継ぐ場所。伝統的な佇まいの中で繰り広げられる熱戦は、選手たちにとっても特別な体験となったようです。金彩瑛選手も「この会場でプレーできたことは自分にとって大きな意味がありました」と語りました。

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