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黒嘉嘉が囲碁棋譜ドレスでレッドカーペットに登場
囲碁とファッションを融合

2024 年 10 月 22 日掲載

囲碁とファッションを融合 黒嘉嘉が囲碁棋譜ドレスでレッドカーペットに登場

台湾で開催された第59回テレビ金鐘奨の授賞式に、囲碁界のトッププレーヤーであり、女優としても活躍する黒嘉嘉さんが登場しました。彼女は、9つの部門でノミネートされた話題のドラマ「不良執念清除師」の出演者としてレッドカーペットを歩き、その美しさとユニークな囲碁をテーマにしたドレスが大きな注目を集めました。

囲碁棋譜デザイン

黒嘉嘉さんの着用したドレスには、6局の有名な囲碁棋譜がデザインされており、囲碁ファンにとっても特別な意味を持つものでした。この6局の中には、秀策の「耳赤の局」や、囲碁を題材にしたアニメ『ヒカルの碁』で登場する佐為さん(藤原佐為)と塔矢亮さんの対局の棋譜、さらに、李世石と人工知能AlphaGoとの「神の一手」として知られる名局も含まれています。これに加え、彼女自身の対局棋譜もデザインされ、囲碁の歴史と文化を見事に織り込んだ作品となっています。

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6名局の概要

1846年7月24日、秀策が幻庵因碩に黒番で3目勝ちした「耳赤の局」。黒127手目の「耳赤の妙手」が有名です。

1851年10月22日、秀策が本因坊秀和に黒番で4目勝ちした局(75手)。この対局はアニメ『ヒカルの碁』で佐為さんと塔矢亮さんの対局に使われ、現代でも有名です。

1929年、呉清源さんと木谷實さんの「マネ碁」の名局(114手)。呉清源さんが初手天元からマネ碁を展開し、木谷さんを大いに驚かせました。

1985年11月13日、王銘琬さんが小松英樹さんに黒番で中押し勝ちした第11回新人王戦(103手)。王さんの「鬼手」として知られる黒103手目が注目されました。

2015年3月28日、黒嘉嘉さんが王晨星さんに6目半で勝利した第1回女子囲碁リーグ戦の対局(25手)。

2016年3月13日、李世乭さんとAlphaGoの「人機対決」の第4局。白78手目の「神の一手」として歴史に刻まれています。

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