第49期棋聖戦Sリーグ
2024 年 09 月 17 日掲載
第49期棋聖戦Sリーグで、残留をかけた一戦が本日行われました。高尾紳路九段(序列4位、0勝4敗)と余正麒八段(序列5位、1勝3敗)の対局は、Sリーグに残るか降級するかを決定づける重要な試合となりました。既に他の対局はすべて終了しており、今回の結果が孫喆七段(序列6位、2勝3敗)の運命も左右することになりました。
余正麒八段が高尾九段に勝利
余正麒八段が高尾紳路九段に先番中押し勝ちし、リーグ成績を2勝3敗としました。一方、高尾九段はこれで0勝5敗となり、Sリーグ内での降級が確定しました。
孫喆七段も陥落決定
今回の結果により、孫喆七段(2勝3敗)も降級することになりました。余八段は2勝3敗ながら、高尾九段や孫喆七段に対して直接対決で勝利していたため、リーグ内順位で4位に入り、Sリーグ残留を果たしました。
最終成績表:
井山裕太王座(4勝1敗)と芝野虎丸名人(4勝1敗)がそれぞれ1位、2位の成績で挑戦者決定トーナメントに進出していますが、高尾九段と孫喆七段が降級となりました。