第26回農心杯開幕
2024 年 09 月 05 日掲載
9月4日、第26回農心辛ラーメン杯と第2回農心白山水杯が、中国吉林省の長白山にある農心会社白山水生産基地で開幕しました。午後には、第26回農心杯および第2回白山水杯の記者会見が行われ、中韓日の代表として俞斌九段、謝爾豪九段、小林光一名誉棋聖、曹薰鉉九段らが出席しました。
中韓日三国代表の意気込み
日本からは団長の孔令文七段と井山裕太九段が会見に出席し、記者からの質問に答えました。日本代表団の団長である孔令文七段は、会見で「中韓両チームの代表が優勝を目指すと宣言しましたので、井山九段にどう答えればいいか尋ねました。井山九段は『優勝する』と言いました」と、チームの自信を表しました。井山九段も「中国や韓国のチームは非常に強いですが、日本にも実力のある棋士がいます。目標はもちろん優勝です」と語り、決意を示しました。
中国、韓国代表のコメント
俞斌九段は、「最近10回の農心杯では中韓がそれぞれ5回ずつ優勝していますが、現在韓国チームが4連勝中です。特に申眞諝九段が連勝を続けているため、今年彼に勝てなければ、韓国が5連覇を達成するでしょう」と警戒感を示しました。また、「中国チームとしては序盤戦をしっかり戦い、最後には勝利を目指します」と意気込みを語りました。
同じく中国代表の謝爾豪九段は、「申眞諝九段を研究し、最終盤で彼にプレッシャーをかけたい」と述べ、優勝を目指す姿勢を見せました。
申眞諝九段は「韓国チームには大きなプレッシャーがありますが、目標は優勝です。明日最初に出場するチームメイトが勝ってくれることを願っています」と語り、洪旻杓九段も「韓国の目標は優勝のみです」と力強く宣言しました。