第3回テイケイグループ杯レジェンド戦
2024 年 08 月 05 日掲載
8月4日、東京都千代田区の「竜星スタジオ」で第3回テイケイグループ杯レジェンド戦の決勝戦が行われました。この棋戦は、テイケイ株式会社およびテイケイグループ各社の協賛で開催され、60歳以上の名誉称号保有棋士と予選を勝ち上がった棋士、そしてテイケイ杯女流レジェンド戦のベスト4進出者が参加するトーナメント戦です。
決勝戦の概要
今回の決勝戦には、小林覚九段と片岡聡九段が進出しました。両者ともにベテランの実力者であり、対局は非常に見応えのあるものとなりました。序盤は両者互角の戦いが続きましたが、中盤以降、黒が徐々に優勢を広げ、終盤ではそのリードを確固たるものにしました。特にヨセの局面では、片岡九段の昔と変わらず安定した強さを見せました。片岡九段が275手までで黒番2目半の勝利を収め、見事にレジェンドの座を手に入れました。