日本棋院の創立100周年
2024 年 07 月 18 日掲載
日本棋院の創立100周年記念式典が17日、東京都港区の「ホテルオークラ」で行われました。100年前のこの日、日本棋院は発足し、囲碁界の歴史を刻んできました。式典に続いて行われた祝賀会では、新たに始まる初の団体戦「日本女子囲碁リーグ」の5つのチームが登壇しました。各チームには所属棋士が4人ずつおり、ユニホーム姿で監督と共に抱負を述べました。
「日本女子囲碁リーグ」は以下の5つのチームで構成されています。
1.チーム福岡(監督:鶴山淳志八段、選手:柳原咲輝初段、謝依旻七段、向井千瑛六段、辻華三段)。
2.チームセンコーグループ(監督:吉原由香里六段、選手:上野愛咲美女流立葵杯、牛栄子四段、万波奈穂四段、井澤秋乃五段)
3.チーム名古屋(監督:下島陽平八段、選手:高雄茉莉二段、加藤千笑三段、王景怡四段、羽根彩夏二段)
4.チーム囲碁将棋チャンネル(監督:鈴木伸二八段、選手:藤沢里菜女流本因坊、星合志保三段、徐文燕二段、高山希々花初段)
5.チーム若鯉(監督:山本賢太郎六段、選手:上野梨紗女流棋聖、鈴木歩七段、奥田あや四段、大森らん二段)
各チームは「優勝を目指す」とV宣言を掲げています。リーグは今月27日の第1ラウンドから始まり、来年5月の第10ラウンドまで総当たり戦を行います。リーグ1位と2位のチームは来年6月28日に東京・市ケ谷の「日本棋院」で決勝戦を戦います。優勝賞金は500万円、準優勝は250万円です。
日本棋院の青木喜久代理事は、「中国や韓国にも女子リーグがある。ゆくゆくは世界リーグを行いたい」と展望を語りました。