日本棋院創立100周年の記念事業
2024 年 04 月 22 日掲載
ことし7月に創立100周年を迎える日本棋院が、記念事業として女流棋士の団体戦を行う「日本女子囲碁リーグ」を開催することを発表しました。この新たな女子リーグは、女流棋士4人が1つのチームとなって戦う団体戦で、5チーム対抗で行われます。リーグ戦は総当たり制で、7月から始まり、1年を通じて対局が行われ、来年の6月には上位2チームによる決勝戦が予定されています。
各チームは1名まで、日本棋院に所属しない関西棋院や海外棋院のプロ棋士を選出することもできるとのことで、日本棋院は囲碁を身近に感じてもらい、ファンの増加にもつなげたいと考えています。
22日の会見で、日本棋院の小林覚理事長は「日本の女流棋士は中国や韓国に肩を並べるところまできたので、いま鍛えれば世界一になれる。チーム戦は個人戦とは違い責任が重く、メンタルを鍛える意味でも役に立つのではないか」と話していました。