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第62期十段戦特別記念対談
やめる覚悟より「次は勝つ」
2024 年 03 月 18 日掲載
第62期十段戦特別記念対談 やめる覚悟より「次は勝つ」

大和ハウス杯 第62期十段戦が、囲碁のタイトル戦として開幕しました。この五番勝負の第1局は、2月27日に大阪商業大学で行われました。

対局前には、特別協賛企業である大和ハウス工業の芳井敬一社長と、囲碁棋士の芝野虎丸十段が記念対談を行いました。この対談では、十段戦に対する意気込みや囲碁の楽しみ、魅力について語られました。

芳井社長は、創業者の言葉を引用して「文化を力強くサポートすること、継続は力なり」と述べました。勝つことも大切ですが、負けてもあきらめずに戻ってくることの大切さを強調しました。

芝野十段は、自身の棋士としての経験を共有しました。彼は一時期、勉強量が減り、集中力が落ちたことを悔やんでいますが、無冠になって気持ちを切り替え、次は絶対に勝つという思いで戦っています。

芳井社長は、リセットするために持ち物を変えることを実践しており、好きなものに囲まれて気分を変えることで新しい気持ちになれると語りました。

芝野十段は、囲碁を始めたのは幼稚園の頃で、家族と一緒にルールを覚えたことから囲碁に親しんできました。彼は囲碁の魅力を「盤の上に何もない状態から始めるボードゲームで、自由度が高い」と語りました。

この十段戦は、思い入れの深い棋戦であり、短期決戦ながら一手に集中して戦いたいという芝野十段の抱負が込められています。芳井社長は笑顔で戦いを楽しむことを願っており、来年も再会できることを期待しています。

囲碁の世界では、将棋と同様に「観る将」など楽しみ方が広がっており、自分は打たないけれどお気に入りの棋士を応援する「推し活」も増えているそうです。楽しみ方はますます広がっているようですね。