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第68回山陽本因坊戦
山田さんが3連覇 多田さん下し「永世」位に
2024 年 02 月 26 日掲載
第68回山陽本因坊戦  山田さんが3連覇 多田さん下し「永世」位に

山陽本因坊戦の第68回大会が岡山県アマチュア囲碁連盟と山陽新聞社の主催で行われ、岡山市北区柳町の山陽新聞社で決勝3番勝負が行われました。前期本因坊の山田紘平さん(39歳)(倉敷市)が、挑戦者の多田遼太郎さん(32歳)(岡山市北区)を2勝1敗で下し、3連覇を達成しました。山田紘平さんは、12人目の「永世山陽本因坊」に輝きました。

この強豪同士の決戦では、黒番6目半コミ出しのルールで、持ち時間は各1時間で行われました。第1局では、盤面全体で複雑な攻防が続く中、白番の山田さんが落ち着いた打ち回しで主導権を握り、多田さんを時間切れに追い込みました。手番が入れ替わった第2局は接戦となり、終盤に山田さんの失着を機に攻勢に出た多田さんが白番6目半で勝利しました。1勝1敗で迎えた第3局では、白番の多田さんが地合でリードしていましたが、山田さんが右辺や下辺に模様を広げて追い上げ、175手までで中押し勝ちを収めました。

山田さんは「多田さんとは何度も対局経験があり、終盤に苦しめられた。時間に追われても落ち着いて打つことを心掛けた」と振り返り、多田さんは「チャンスもあったが持ち時間を使い果たし、生かし切れなかった」と話しています。

山陽本因坊戦は1957年に始まった伝統的な棋戦であり、今年の挑戦者決定トーナメントには38人が出場しました。