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第39期女流本因坊戦予選
仲邑菫初段連勝が4でストップ

2019 年 11 月 04 日掲載

仲邑菫初段連勝が4でストップ 第39期女流本因坊戦予選

仲邑菫初段が4日、大阪・梅田の日本棋院関西総本部で打たれた第39期女流本因坊戦予選1回戦で、佃亜紀子五段に330手で黒番5目半負けした。

これで公式戦は4連勝でストップ。通算成績は9勝5敗で、4月のデビューから区切りとなる10勝目はお預けとなった。

中終まで互角で、先に秒読みに入って苦しんだのは佃五段の方だったが、終盤に徐々に差を付けられた。仲邑初段が頭を下げて投了したように見える場面もあったが、最後まで打ち切り、整地して負けを確認した。

 佃五段は「秒読みで全然(形勢は)分からなかった。私は男性棋士相手に5連勝なんてできないので、勝てるとは思わなかったです」と、声をうわずらせた。

仲邑初段は終局後、ピンクのハンカチで鼻を抑え、悔しさをかみ殺したような表情。報道陣の問いかけにも無言だった。