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日本棋院など開発者を支援
国産囲碁AIで世界一狙う
2019 年 04 月 18 日掲載

囲碁の国産人工知能(AI)で世界一を目指す「GLOBIS-AQZ」プロジェクトが始まった。日本棋院や、ビジネススクールを運営するグロービスなどが18日発表した。コンピューター囲碁の世界大会で準優勝した「AQ」開発者、山口祐氏の研究を支援する。
囲碁AIは自ら大量の対局を繰り返して最善手を学んでいく「強化学習」によって強くなる。プロジェクトでは産業技術総合研究所との共同研究で、より効率的に学習する手法を構築。2019年8月に中国で開かれる国際大会での優勝を目指す。
米グーグル「アルファ碁」が世界トップ級棋士を破った16年以降、中国テンセントなど大手資本が参入して囲碁AIは進化し、プロ棋士はAIの戦略を学ぶようになった。今回のプロジェクトではプロ棋士が使いやすいAIの開発にも取り組む。山口氏は「個人での開発には限界を感じていた。世界一になってプロ棋士の育成にも貢献したい」と意気込む。
日本のプロ棋士はこのところ国際棋戦で中国や韓国の棋士に後れを取っており、復活の足がかりとしても期待される。グロービスの堀義人代表は「AIの開発にしのぎを削ることで囲碁以外でのイノベーションにつなげたい」と話している。