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女流立葵杯1回戦
鈴木七段4強 謝六段「会津行き」逃す
2019 年 04 月 04 日掲載
鈴木七段4強 謝六段「会津行き」逃す 女流立葵杯1回戦

囲碁の女流タイトル戦「第六期会津中央病院・女流立葵杯」は四日、東京都千代田区の日本棋院本院で本戦一回戦の第二局が打たれ、鈴木歩七段(35)がシードの謝依旻(しぇい・いみん)六段(29)に百四十三手で黒番中押し勝ちし、五月に会津若松市東山温泉で行われる準決勝進出を決めた。

鈴木七段は「男性棋士に対し最も強い女流棋士」として知られる。二〇一一(平成二十三)年に三大タイトルの棋聖戦であと一勝すれば「本戦」入りするところまで迫り、対局場が報道陣で埋め尽くされたエピソードは有名。七大タイトルでは二〇一七年の天元戦で本戦出場を果たしており、プロ棋士の間でも実力が高く評価されている。

女流立葵杯の本戦入りは三度目で、四強入りは二度目。「会津に向かう列車から見た新緑の美しさが印象に残っている。また訪れるのが楽しみ」と言葉を弾ませた。

謝六段は通算女流タイトル獲得数が二十七期と最多で、女流タイトル全五冠同時制覇を達成した「女王」。この日の対局でも序盤から形勢を維持していたが、中央の「キリ」で悔やむ着手があり投了した。謝六段は平成元年生まれで、初めて「会津行き」を逃した。

準決勝からは会津若松市東山温泉の「今昔亭」が舞台となる。準決勝は五月十八日、挑戦者決定戦は同十九日。郡山市ゆかりの藤沢里菜女流立葵杯(20)=三冠=に挑む挑戦手合三番勝負は六月十四日に開幕する。どちらかが二勝した時点で終了し、一勝一敗の場合は日本棋院本院で決定局の第三局が打たれる。