【第80期本因坊戦本戦準決勝】(黒)芝野虎丸九段 対 許家元九段(白) 黒番中押し勝ち!
2025/03/31

芝野虎丸。平成11年(1999年)11月9日生。神奈川県出身。平成26年夏季入段(平成27年度採用)。27年二段、28年三段、29年七段。令和元年八段、同年九段。芝野龍之介二段は実兄。日本棋院東京本院


許家元。平成9年(1997年)12月24日生。台湾出身。高林拓二七段門下。平成25年入段、26年二段、27年三段、28年四段、29年七段、30年八段。令和3年九段。日本棋院東京本院所属
関連情報:
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第1譜(1-30手)
白20手はやや繊細さに欠け、E3への着手が望ましい。
黒25手には若干の疑問があり、R5がより良い選択となる。
本譜の局面は依然として互角
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第2譜(31-60手)
白42手はやや疑問手であり、L6が適切な選択肢となる。
白46手はやや損をしており、L7が最善手である。
白50手は小さなミスで、L7に打つ方が有利である。
黒53手はやや繊細さに欠け、S12がより良い選択となる。
本譜では黒がわずかに有利な展開となった。
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第3譜(61-90手)
黒69手はやや疑問手であり、N9が適切な選択肢である。
白74手も疑問があり、L13が好手となる。
黒75手はあまり良くなく、S15がより良い選択となる。
白78手はやや損をしており、G5が好手である。+2.3%。
本譜では白の攻防が実らず、形勢が苦しくなった。
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第4譜(91-120手)
白114手はあまり良くなく、M11が適切な選択である。
黒119手はやや疑問手であり、G8への着手が有利となる。
白120手は小さなミスで、H8が好手である。
白126手もあまり良くなく、G7が適切な選択肢となる。
本譜では黒の優勢がはっきりとした。