第7期女流立葵杯
2020 年 07 月 29 日掲載
29日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、藤沢里菜女流立葵杯が229手までで、挑戦者の鈴木歩女流棋聖に黒番8目半勝ちし、シリーズ2連勝で4連覇を達成した。タイトル獲得は通算13期。鈴木女流棋聖は初の女流立葵杯獲得を逃した。
藤沢女流立葵杯は対局後、「半目の差で勝った第1局(27日)は運がよかった。その勢いにのってきょうも勝つことができた」と笑顔を見せた。新型コロナウイルスの感染拡大のため、対局が休止になっていた4、5月は「ひとり暮らしの生活で掃除や料理が成長した」と笑わせたあと、「毎年この棋戦は福島県会津若松市で対局が行われる。コロナが収束し、来年は訪れることができたら」と話した。
特設ページ:第7期会津中央病院・女流立葵杯挑戦手合三番勝負