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【第45期新人王戦決勝三番勝負】
囲碁棋譜COM local 2020/10/17 11:31

第45期新人王戦決勝三番勝負第1局 佐田が先勝

25歳以下、六段以下の棋士で争う第45期新人王戦(主催:しんぶん赤旗)決勝三番勝負、 佐田篤史七段-関航太郎三段戦第1局が9月18日(金)に大阪市中央区「関西棋院」で打たれ、 佐田が190手までで白番中押し勝ちをおさめタイトル獲得まであと1勝とした。終局時刻16時23分、残り時間は黒番の佐田が41分、白番の関が2分だった。第2局は9月28日(月)に日本棋院東京本院で行われる。

関連棋譜:【第45期新人王戦決勝第1局】(黒)関航太郎三段 対 佐田篤史七段(白)

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囲碁棋譜COM 2020/10/17 11:32

第45期新人王戦決勝三番勝負第2局 関が勝ち、最終局へ

第45期新人王戦決勝三番勝負の第2局が28日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、関航太郎三段が196手までで、佐田篤史七段に白番中押し勝ちし、対戦成績を1勝1敗とした。最終第3局は10月16日、大阪市の関西棋院で行われる。

新人王戦は前年の予選開始時に六段以下・25歳以下の若手棋士に出場資格がある。歴代の新人王戦優勝者には小林光一名誉棋聖、依田紀基九段、山下敬吾九段、張栩九段、井山裕太三冠、一力遼碁聖、芝野虎丸三冠ら、のちに七大タイトルを獲得する実力者が名を連ねており、若手の登竜門となっている。

【第45期新人王戦決勝第2局】(黒)佐田篤史七段 対 関航太郎三段(白)

囲碁棋譜COM 2020/10/17 11:33

第45期新人王戦 関が2連勝で優勝

第45期新人王戦決勝三番勝負の第3局が16日、大阪市中央区の関西棋院で行われ、関航太郎三段が190手までで佐田篤史七段に白番中押し勝ちし、対戦成績2勝1敗で優勝した。

新人王戦の参加資格は、昨年8月1日時点で25歳以下、六段以下の棋士。佐田七段は七段への昇段日が9月1日付のため、来期が最後の参加となる。

勝った関三段は「これまでプロになってから、思ったような成績を残せていなかった。今回の結果を残せてこれまでの自分が少し報われた」。敗れた佐田七段は「総合的に力負けした。来期が最後。悔いのないように打ちたい」と話した。

関連棋譜:【第45期新人王戦決勝最終局】(黒)佐田篤史七段 対 関航太郎三段(白)

囲碁棋譜COM 2020/10/17 11:50

対局室にYoutube解説音声流れる 新人王戦中断

関西棋院(大阪市中央区)で16日打たれた第45期新人王戦(しんぶん赤旗主催)決勝三番勝負第3局で、動画投稿サイト「Youtube」で生中継していた日本棋院(東京都千代田区)の解説者の音声が対局室に流れ、対局が11分間中断するトラブルがあった。機器の操作ミスが原因で、日本棋院は「関係者に深くおわびする」としている。

対局は佐田篤史七段と関航太郎三段の顔合わせで、優勝者を決める大一番。日本棋院にいるプロ棋士2人が、対局室内に設置したカメラの映像を見ながら解説していた。

トラブルが起きたのは佐田七段の手番だった午後4時12分ごろで解説者の声が室内に流れ、同20分に対局を中断した。その時点で関三段が勝勢を築いており、両対局者と主催者、立会が協議して対局続行を決めて同31分に再開。午後5時28分に関三段が勝利して終わった。関西棋院などは「結果への影響はなかった」としている。

関西棋院によると、カメラにはマイク、スピーカー両機能があり、日本棋院の担当者がインターネットを通じて遠隔操作。担当者が秒読みの声を拾うためマイクの音量を上げようとし、誤ってスピーカーの音量を上げた。「少し白(関三段)が優勢」といった声が対局者にも聞こえたという。

関三段は「形勢に関する解説者の声が聞こえたときは困惑した」と話し、佐田七段は「誰かがスマホを置き忘れているのかと思った。音声漏れとは関係なく、再開後も全力で勝ちにいった」と話した。

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