【ニュース】【産業新聞】創立70周年の関西棋院が大阪で記念式典
関西棋院が今年で創立70周年を迎え、記念式典が2日午前、大阪市中央区の料亭「花外楼」で行われた。正岡徹理事長は「日本棋院と関西棋院のプロは互いに競って高め合い、団結して人々の幸せになるよう努力していきたい」とあいさつした。
関西棋院は昭和25年に日本棋院から独立。現在、棋士約130人が所属している。式典には各棋戦を主催する新聞社などスポンサーや特別会員ら約60人が集まった。新型コロナウイルス感染防止のため、人数を制限した。
正岡理事長は囲碁が高齢者の認知症や子供の発達障害の改善に有効だと紹介し、「日本は世界に囲碁を広める責任がある」と強調した。
式典では、昨年の第63期関西棋院第一位決定戦で3連覇した余正麒八段や、関西棋院の女流棋士を対象にした第1回吉祥杯で昨年優勝した辰己茜三段らが表彰された。
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