囲碁は局面が広い分、深く読めない
将棋は局面が狭い分より深く読む
読んでる量はどっちも総量的には変わらないと思うよ

人間が考えられる範囲ではどっちが難しい、ということは無いと思う
AIの世界では囲碁の方が難しいと言っても
人間はその何万分の一も読めてないのだから

どちらもやりましたが、「どこに打っても良いよ〜。」という囲碁の方が大海原に投げ込まれた感じがして難しいと思いました。

変化の数が多いから、解析に手間と時間がかかる、と言うことと、ゲームとして難しいことは、必ずしもイコールではないと思います。

囲碁寄りの人(って、私も囲碁の方ですが)が囲碁の有利を言うときは、大抵、手の広さ、変化の多さを言いますが、一つの小さいミスが勝負に与える影響は、変化の少ない将棋のほうが大きい分難しいところもあると思います。
コンピュータと違い、人間はミスをしますから。

米グーグルの持ち株会社アルファベット傘下の英ディープマインドは、世界トップ棋士より強い最強の囲碁用の人工知能（ＡＩ）「アルファ碁ゼロ」を改良し、将棋やチェスにも応用したＡＩ「アルファゼロ」を開発した。白紙の状態から独学で試行錯誤を繰り返し、数時間で現状の世界最強ソフトを超える強さを獲得。将棋・チェス・囲碁のいずれも最強という３冠を達成した。

アルファゼロが将棋では２時間弱、チェスでは４時間、囲碁では８時間学習した時点で各ソフトを上回る実力を手に入れた。

囲碁は１９路盤ですが、上下左右対称なので約４分の１の空間しかありません。
石に種類は無く、序盤での指し手の数が多く、終盤は手が限られてきます。
石を打つたびにマスが埋まっていくので、完全に有限です。

将棋は上下左右非対称なので盤のマスの数＝空間です。
駒は8種類あり持駒もあります。序盤は手が広いもののある程度定跡形になります。終盤はかなり複雑です。無限に指し続けることも可能性としてはありますが、通常は有限で終わります。

また将棋には千日手指し直しのルールがありますので、無限に指し直しの可能性もあるため、将棋は無限になります。数値上で比較するなら、有限＜無限であり、将棋の方が複雑になります。


囲碁は可能な手の数が有限の数列の和で有限の値になりますが、将棋は可能な手の数が収束しない為に、無限に発散します。

囲碁の方が変化の数が多いので、囲碁の方が難しいと思う。