許瑞玹五段が半目勝ちで劇的な優勝を決める、平沢ブレインシティ産団が初優勝
2026韓国女子囲碁リーグのチャンピオン決定戦最終第3局が10月25日夜に行われ、平沢ブレインシティ産団がH2DREAM三陟を2勝1敗で破り、創設以来初となる優勝を果たしました。
レギュラーシーズンを1位で終えた平沢は、チャンピオン決定戦に直接進出しましたが、第1戦を1勝2敗で落としました。しかし、第2戦では2勝0敗で反撃し、対戦成績を1勝1敗に戻しました。そして迎えた最終第3戦では、両チームが総力を挙げた激戦を制し、悲願の初優勝を手にしました。
助っ人棋士がそれぞれ勝利、勝負は最終局へ
最終第3戦では、両チームの助っ人棋士も存在感を発揮しました。三陟チームの李赫六段は平沢チームの金珠娥四段を破り、ポストシーズン5戦全勝を達成しました。一方、平沢チームの呉依銘八段は三陟チームのエース・金恩持九段に勝利し、チームの対戦成績を五分に戻しました。
許瑞玹五段が劇的な半目勝ち、夜11時50分に決着
優勝を懸けた最終局では、平沢チームの許瑞玹五段と三陟チームの金恩善七段が対戦しました。対局は終盤まで激しい競り合いが続き、中盤にリードを奪われた許瑞玹五段は苦しい展開を強いられました。しかし、終局間際に金恩善七段が痛恨のミスを犯し、形勢が一変。許瑞玹五段が半目勝ちを収め、平沢に創設初優勝をもたらしました。
対局が終了したのは午後11時50分。今シーズンで最も遅い終局となる、劇的な決着でした。
2024年に創設された平沢は、初年度のレギュラーシーズンでも1位を獲得しましたが、チャンピオン決定戦で敗れ、準優勝に終わっていました。今回はその悔しさを2年越しに晴らし、初の栄冠を手にしました。
安亨俊監督は「2年前に悔しい敗戦を経験しているので、負けたチームの気持ちはよく分かります。最後までよく戦った三陟の選手たちにも、本当にお疲れさまと伝えたいです。そして、私たちの選手も一人ひとり、本当によく頑張ってくれました」と喜びを語りました。
決勝点を挙げた許瑞玹五段は「対局に入ると思った以上に緊張して、内容には反省するところが多かったです。1目半負けだと思っていたので、気持ちを整理しようとしていました」と振り返り、「うれしい気持ちもありますが、申し訳ない気持ちもあります」と複雑な心境を明かしました。
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