第4回衢州爛柯杯決勝三番勝負第1局、申眞諝九段が先勝
10月13日、中国・浙江省衢州市の爛柯山世界囲碁公園で、第4回衢州爛柯杯世界囲碁オープン決勝三番勝負の第1局が行われました。
申眞諝九段が卞相壹九段に190手までで中押し勝ちを収め、シリーズ成績を1勝0敗としました。大会史上初となる2度目の優勝、そして自身10度目の世界大会優勝まで、あと1勝に迫っています。
序盤は互角の展開でしたが、申眞諝九段が右辺で反発した手をきっかけに、局面にわずかな揺らぎが生じました。その後、申眞諝九段が強く戦いを挑み、両者が厳しい手を繰り出す激しい攻防へと発展しました。互いに一歩も譲らない戦いの結果、形勢は再び拮抗し、中盤以降は半目勝負を思わせる接戦となりました。
勝負が動いたのは、左辺での攻防が続いていた場面です。卞相壹九段が突然、右辺に手を回した判断が疑問手となり、形勢が大きく傾きました。この好機を申眞諝九段は逃しませんでした。最後まで正確に打ち進め、4時間7分、190手で中押し勝ちを収めました。
これで申眞諝九段は公式戦14連勝を達成。一方、卞相壹九段は8月から続けていた公式戦6連勝が止まりました。両者の通算対戦成績も、申眞諝九段の42勝9敗となっています。
対局後、申眞諝九段は「苦しい勝負に勝ててうれしいですが、これからが本番だと思っています。第2局も最善を尽くします」と語りました。
決勝三番勝負の第2局は、10月15日に行われます。卞相壹九段が勝利して1勝1敗となった場合は、16日に最終第3局が実施されます。持ち時間は各2時間、秒読みは60秒5回です。
優勝賞金は180万元(約4000万円)、準優勝賞金は60万元(約1300万円)です。
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