IBK杯世界女子囲碁マスターズに向け、中国代表が強化合宿
2026年IBK企業銀行杯世界女子囲碁マスターズへの出場に向け、中国国家囲碁チームが9月17日から29日まで、中国・深圳市で強化合宿を行っています。今回の合宿では、同大会に向けた実戦準備だけでなく、選手のコンディションやメンタル面の強化にも重点が置かれています。
西南大学競技体育科技イノベーション実験室から李兵教授、范豊慧教授、位東涛教授、呂遠洋教授の4名を招き、特別な心理トレーニング講座が行われました。
「心理調整」と「睡眠管理」をテーマに講義
囲碁特有の長時間にわたる集中や、重要な局面でのプレッシャー、対局終了後も頭の中で対局が続いているような状態などを踏まえ、選手が競技中の精神状態を適切にコントロールし、試合後に効率よく回復するための方法が紹介されました。心理調整の講座では、「ストレスへの理解」「日常的な心理トレーニング」「苦しい局面での対応」「対局後に競技状態から離れる方法」の4つの側面から説明が行われました。呼吸調整、身体感覚への意識、注意力トレーニング、セルフトーク、イメージトレーニングなどの方法を取り入れ、自分自身のストレス反応を把握し、重要な場面で意識を現在の盤上へ戻すための実践的な方法が指導されました。
「試合モード」から「回復モード」へ
睡眠に関する講座では、高強度の練習や対局後に「頭の中でまだ碁を打っている」ような状態をテーマに、質の高い睡眠を確保するための方法が紹介されました。生活リズムを安定させることに加え、対局後の検討を終える時間をあらかじめ設定すること、就寝前の覚醒度を下げること、大会期間中の睡眠スケジュールを適切に調整することなど、具体的な対策が説明されました。選手が「試合モード」から「回復モード」へスムーズに切り替えられるよう、睡眠とコンディショニングの重要性が強調されました。
心身両面から大会に向けて準備
今回の専門的な心理トレーニングを通じて、合宿中の選手たちはメンタル面の基礎を固め、競技に向けたコンディションを整えるための知識を学びました。中国国家囲碁チームは今後も、心理面のサポートや心身のコンディショニングトレーニングを継続的に行い、選手たちがより安定した精神状態と充実したコンディションで各大会に臨めるよう、チーム全体の競技力向上を目指していくとしています。
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