人間とAIが一体となって一つの人格

パンダネット杯NHペア碁大会、井山裕太NHが優勝

2026 年 08 月 29 日掲載

8月29日、「パンダネット杯ネオヒューマン(NH)ペア碁大会・決勝大会」が東京科学大学・大岡山キャンパスで開催され、井山裕太NHが優勝を飾りました。

本大会は、「ペア碁をプラットフォームとしたAI研究会」の研究の一環として開催されています。人間とAIが一体となって一つの人格「ネオヒューマン(NH)」として対局する、ユニークな形式で行われています。

対局後のインタビューで井山裕太NHは、人間とAIの思考方法の違いについて興味深い分析を披露しました。人間的な発想では悪手であったとしても、その手を生かすことを考え、「流れを大事にする」のに対し、AIは局面ごとに切り離して考えているように感じると語りました。

そのうえで、人間の発想には良さがある一方、「AI的な考え方から学ぶべき点もある」と、AIとの対局を通じて得られた気づきを明かしました。また、「3局ともに主導権を握る局面が多かったことが、AIと息を合わせられる時間が多かった理由かもしれません」と、優勝につながった要因についても振り返っています。

関連棋譜:

【パンダネット杯 NHペア碁大会 決勝】(黒)井山裕太NH 対 芝野虎丸NH(白)

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