去年は骨折したまま対局、張栩名人「今年は違う形で…」
名人戦第4局前夜祭 去年は骨折したまま対局、張栩名人「今年は違う形で…」

張栩名人に芝野虎丸八段が挑む第44期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第4局が25日、兵庫県宝塚市の宝塚ホテルで始まる。

ここまで挑戦者が2勝1敗で一歩リード。史上初の10代名人の誕生にあと1勝と迫るか。連覇を目指す名人が勝敗をタイに戻すか。シリーズは中盤の大きなヤマ場に差しかかった。対局は、持ち時間各8時間の2日制。挑戦者の先番で午前9時に始まり、26日夜までに決着する。立会人は坂口隆三九段。

24日午後6時から宝塚ホテルであった前夜祭には、現地のファンら約100人が集まり、両対局者を歓迎した。

主催者らのあいさつのあと、宝塚市観光大使リボンの騎士「サファイア」から花束を受け取った両対局者は、壇上で第4局に向けて決意表明した。

最初に芝野挑戦者が、小さな声で「みなさま、こんばんは」と話し始めると、会場から「がんばれー」とのかけ声が。芝野挑戦者が「宝塚は初めてだが、ホテルがすごくよくて、いい気分なので、この調子で、いい碁が見せられるように頑張ります」とはにかみながら続けると、合間に女性ファンから「かわいいー」との声もあがり、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

一方の張名人は「去年も第4局でこの場に立っていたが、あの時は足を軽く骨折していて、そのあとの碁の内容もまずかった」と明かし、「まさかこの場に立てるとは思っていなかった。あの時は苦しかったが、過ぎてしまえばいい思い出。今年も1勝2敗で苦しい状況だが、今年は去年とは違う形でいい思い出をつくりたい」と話し、会場を盛り上げた。

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